昔は離し飼いをすることが猫にとって自由で幸せなんだと認識が強くありました。
しかし現在では多くの獣医師や動物愛護関係の方々が室内飼いを薦めています。
それにはそれなりの理由があるからです。欧米諸国の多くでは19世紀後半から都市部での猫は完全室内飼いにすることが徹底されているくらい!
★離し飼いをするデメリット★
@事故
猫は車などに轢かれそうになると、逃げずにその場で動かなくなりますが、これは本能的にとっさに防御の姿勢をとるからです。これは猫にとってごく自然な行動なのです。その為、自動車が向かってくると逃げずに背中を丸め地面にうずくまり・・・轢かれてしまいます。
A排泄物
猫の排泄物はとても匂います。公園の砂場や空き地、人の家の庭、ガレージなどでウンチやオシッコをするためにご近所とのトラブルを引き起こしがちです。
B他人の家に侵入
近所の家に侵入し、部屋を汚したり、キッチンに入り込んだりとこれもトラブルの原因。
又、近所で飼っている小鳥や金魚など襲っても困りますね。
C庭や車などを汚す
庭の植物に愛情を注いでいる人もいます。そういう人の庭を汚したりすると・・・。
D鳴き声
発情期の鳴き声もご近所迷惑です。
Eノミや感染症の病気、ケガなど
ノミや猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)などの伝染病をもらってくる猫も多いのです。また猫同士のなわばり争いでは特に野良猫は命がけに挑んできます。その為手加減なしの重症を負ってしまう場合もあります。
F虐待、猫取りの被害に
猫が嫌いな人や、子供、ストレス発散などで虐待をする人たちがたくさんいます。また、最近では猫取り(猫を売るために捕まえて即殴ったりして殺す人たち)の被害も深刻です。野良猫はもちろんのこと、飼い猫が猫取りの被害にあっているという声が増えています。
G迷子
アパートやマンションなどではとくに、自分の家を見つけるのは猫にとって困難なのです。
離し飼いにはこのように危険がいっぱい!また、室内飼いは可哀相という考えを持っている人がまだまだ多いですが、猫は外の世界を教えなければ、室内でも十分幸せなのです。
ストレスがたまるのでは?と考える人もいるでしょう。
ですが猫にとって一番のストレスは環境の変化です。
保守的な生き物である猫にとって、変化のある外に出したり入れたりするよりも、変化のない室内で静かに生活するほうが猫にとってはやすらげ、幸せなのです。
室内猫の育て方
1)子供の頃から室内に慣らす→
なわばりの中で静かに生活できるのでなわばりは家の中と教える
2)外に出さない→
1度外の世界を覚えると外に出たがります
3)避妊・虚勢手術→
異性を探して外に出たがらないためにも必要
4)室内環境→
室内でもたいくつしないよう、キャットタワーやおもちゃを用意する
2006年03月05日
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