いやなんとなく?結構古いマンガなんだけど・・・
聖千秋の「いつも上天気」
15年くらい昔のマンガかと思われます。
ジーン・ケリーの映画「いつも上天気」一応関係あります。
小学生から大人になるまでの主人公の恋愛。
つっても恋愛相手はずっと同じ相手です。
あと家族愛も描かれています。
ストーリーなんですが・・・
幼稚園から大学までのエスカレータ式音楽学校に通う
主人公宝(たから)はサザエさんやタケちゃんマンの
物真似をするなど明るい性格。
母親は小説家・父親は画家という芸術一家。
だが父親は昔は個展を開くほどの才能があったのに
宝の弟が亡くなってからはあてのない旅ばかりしている。
息子のそばにいながら死なせた父親を母親は恨んでいる。
父親は家には滅多に帰らず帰ってきても母親に頭を下げ
お金を借りにくるぐらいだった。
なので実質宝は母親とその祖母との3人暮らし。
祖母は男運の悪い家系だから宝は一生結婚させない方
がいいというのが口癖だった。
母親は厳しかったが宝は母親の前ではいい子でありたかった。
自分の物真似で誰よりも笑ってくれた学校で一番
バイオリンのうまい遼のことを本当は小5の時から
ずっと好きだったが、祖母の「男をダメにする女」
という迷信の為ずっと遼以外の人を好きになろうとしていた。
だが遼もまた小6の時から宝を好きでずっと見守っていた。
小学校の時はクラス委員長。
中学の時はおちこぼれの先輩。
高校の時は教師。
無意識に自分を絶対好きにならない人を選んでいた宝。
大学になってやっと遼と宝の恋愛も進展するかと思いきや
宝の父親を探す旅に出る為の旅費を稼ぎ中
遼が事故にあいバイオリンが弾けなくなったことで
自分が遼を好きになったせいで遼が不幸になった
のだと宝は思い遼と決別する。
数年後宝の父親を介し二人は再会する。
で、まぁ父親の病気や両親の離婚話しやらで
色々あるんですけども〜〜〜・・・
長々とあらすじ書いてしまってまする(〃゚д゚;A ァセァセ・・
レビュー自体は続きで書きます('ー'*)ウフフ(ぇ
この漫画ね好きなんですよ。
ただね、ずーーっと疑問に思ってることがあります・・・。
遼は海外留学中遊んでたようなのであれなんですが
主人公の宝さ・・・大学卒業してピアノの先生して・・・
宝はそこそこ年齢いってると思うんだよね・・・
ずーーーーっと処女だったんでしょうか!?
ってことがね・・・なんか気になってね。pgr
まぁ話しの流れにはまったく関係ないんすけどぅ
ずっと想われる、しかも相手は男前で才能あふれる人。
もろ少女漫画してますね。
遼はずっと見続けていたからこそ宝の心の呪縛や
家族との葛藤なんかも理解できたのでしょうが
それにしても実際はこんな男性いないと思いますね・・・。
主人公の宝と遼、母親と父親、娘と両親
この3つの関係が物語りの焦点なんですが
中々泣かせてくれまする。
1巻は小学校〜高校までの間の話しで
宝の恋愛、遼が見守り続けることが描かれているんですが
それとは別に、自分を愛してくれない母親への
切ない思いが描かれています。
まだ小学生なのに「声をたてずに泣くことが特技」って;−;
家族が幸せだった時行った場所もキーポイント。
それはオレゴンだと遼は言います。
本当にオレゴンなのか違うのか・・・。
子供って結構敏感ぢゃないっすか。
家族のこととなれば尚更ぢゃでないかな。
一番愛情に飢える年頃ですものねー。
必死に愛されようと頑張ってるとこがけなげです。
高校時代、母親の父親への恨みごとを書いたエッセイを
読んでしまった宝は酷く傷つきます。
「望まれずに生まれた子供・愛のない生活」
傷ついた分だけ笑う宝を見守る遼。
好きになった教師に父親を重ね信じようとしたんでしょう。
でも大人の汚さやウソと直面して傷つく宝。
それでも信じたい、父親を信じたいと願います。
またここではじめて宝は母親に反撃します。
2巻〜3巻
大学生になった宝。留学から戻った遼。
母親に好かれたくて母親に褒められたくて
ずっと頑張っていた宝だがやはり母親とはうまくいかない。
もう大人になってますから、母親とも諦めモードですね。
大学の文化祭のとこもいい話です。
小学校の時のことがいい伏線になってますな。
「好き」「やっぱり好きじゃない」
宝のこのイライラする感情によく遼は耐えたな。
周りを笑わそうといつも笑顔でけなげな宝に
きっとどっちかっていうとクールっつうより暗い(笑)
遼は惹かれたのかもしれませんね。
遼との恋愛話しもいいんだけども
エノア的には母親への愛情がね切なくて好きです。
父親が若い頃描いた母親の絵が後半はキーポイント。
父親が教えてくれます。
「宝という名はママがつけたんだよ
私たちの宝物だといって」
この漫画で一番好きなのは・・・
階段から落ちた母親の入院先で
母親が宝に泣きながらいうとこ。
「あたしみたいないやな女に・・・
なんであんたみたいないい子が生まれたんだろ・・・」
もうね目から汗がでます('ー'*)ウフフ
やっぱり宝はずっと母親の愛に飢えてましたな。
母親が父親を嫌うのも結局父親が自分を愛していないと
そう思うからこそのことでしょう。母親も不器用です。
母親が「愛してるんです!」と泣きながら
父親への愛へ気づくことで宝も解放されます。
ずっと隠し諦めていた不器用な母娘が、
素直に愛し愛される、愛し方、愛され方を知るまでの
感動ストーリーかと思いますです。
涙無しには読めません!・・・たぶん(笑)
まぁ結局・・・諸悪の根源はバーチャンか!!!
2007年04月29日
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